株式会社ジャパンプランツテクノロジーズ

私は宮崎県に生まれ、祖母は農家で昔から農業が身近にあったことから、自然と農業に興味を持つようになりました。ただ、土を使う一般的な農業では少子化が進む日本ではいずれ限界が来ると思い、スマート農業のひとつである植物工場の世界に飛び込みました。

植物工場は少子化の進む日本にとっても重要な技術ではありますが、世界に目を向けると急速な人口増加による食料供給の問題や、気候変動による砂漠化、開発による土壌汚染、戦争による食料安全保障のリスク向上など喫緊の課題の解決策として、より重要な技術になっています。私たちはこれらの課題を同時に、かつ持続可能な方法で解決できるのは、『植物工場だけ』だと考えています。

植物工場は、農業の省資源化や環境保全、高生産性、周年安定生産など多くのメリットがあり、気候や環境に左右されづらく、一年中安心安全な野菜を安定して生産することが可能です。ただ多くの植物工場は、収量・品質の向上、排水処理、コスト削減、販路の拡大など栽培面、環境面、経営面で多くの課題を抱えており、まだまだ発展途上の分野と言えます。

私たちはこの植物工場の技術をソフト面、ハード面の両方から最適化し、世界の農業のカタチを変え、世界の食糧問題解決の一役を担いたいと考えています。その先には必ず、環境に優しく、かつ、世界中の食卓に豊かさを届けられる農業の未来があると信じております。

今後も目の前の課題に向き合い、一歩一歩前に進んで参りますので、今後とも格別のご支援、ご愛好を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

株式会社ジャパンプランツテクノロジーズ
代表取締役　椎 光義